頻尿の原因

私たちの日常生活に大きな影響を及ぼす頻尿ですが、原因は実にさまざまです。
具体的にどのようにして起こるのか、5つのパターンに分けて見ていきましょう。

①膀胱が過敏になっている

一つ目は「膀胱が敏感になることによって起こる頻尿」です。膀胱が過敏になってしまう理由とは、一体どのようなものなのでしょうか。

過活動膀胱

過活動膀胱とは、何らかの理由で膀胱が過敏になり、尿を膀胱にとどめておくことが難しくなる病気です。詳しくは●「過活動膀胱について」●へどうぞ。

膀胱炎、前立腺炎など

膀胱炎は女性に多い病気であり、前立腺炎は男性だけに起こる病気です。
炎症を起こすことで膀胱の神経が刺激され、いつもよりも少ない尿でも「尿意がある」と感じてしまいます。急に頻尿となったり、高熱を伴う場合は、まずこちらを疑います。

尿路結石

尿路結石は男性に多い病気です。結石のできる場所によって、腎臓結石尿管結石膀胱結石などがあります。膀胱の近くまで結石が落ちてくると、膀胱を刺激するために過敏となり、頻尿を起こします。残尿感や血尿を伴うこともあります。

②膀胱容量が小さくなり、ためられる尿が少なくなる

膀胱は尿をためる器官です。この容量が小さくなれば、当然のことながら、ためられる尿量が少なくなり、その結果、頻繁に尿意を感じるようになります。膀胱の容量を小さくしてしまう理由は、以下のようなものです。

膀胱がん、膀胱結石

膀胱がん膀胱結石を患い、膀胱内の腫瘍や結石が大きくなると、膀胱内部が狭くなります。それによって、膀胱にためておける尿の量が少なくなって、頻尿になるのです。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は膀胱の組織に炎症が起こり(原因不明)、膀胱が硬く小さくなってしまう病気です。少量の尿しかためられなくなるので、頻尿が生じます。この病気にかかる確率は5万人に1人程度であるため、医師のなかでも診療を誤ってしまうケースもあるようです。

子宮筋腫や卵巣腫瘍など

女性の病気として知られるこれらの病では、大きくなった腫瘍が、すぐそばの膀胱を圧迫することで、膀胱の容量を小さくしてしまいます。詳しくは●「女性特有の頻尿について」●へどうぞ。

妊娠

胎児の成長に伴って大きくなる子宮が、膀胱を圧迫することで、膀胱容量が小さくなり、頻尿になりやすくなります。詳しくは●「女性特有の頻尿について」●へどうぞ。

③尿量が増える(多尿)

「尿の量自体が増えたため、頻繁にトイレに行くようになってしまう」というタイプの頻尿もあります。尿量が増える原因を取り上げていきます。

糖尿病、尿崩症など

糖尿病を患い、血液中の糖の濃度が上がりやすくなると、体は、糖を尿と一緒に排出することで下げようとします。尿崩症は、腎臓の水分の再吸収がうまくいかなくなる病気です。どちらの病気でも、必要以上の尿が排出されます。また、それによって体の水分が失われるので、のどが渇いて水分をたくさん摂取するようになってしまうのも、多尿の理由の一つになります。

慢性腎不全

初期の慢性腎不全の場合でも、多尿が見られることがあります。腎臓の機能の低下によって、尿を濃縮できなくなるためです。

加齢

高齢者では、夜間の尿量が増える傾向にあります。夜に多く分泌される「抗利尿ホルモン(尿量を抑える働きを持つ)」が加齢によって減り、腎臓が昼も夜も同じように尿を作るようになってしまうことなどが、原因として挙げられます。詳しくは●「夜間頻尿について」●へどうぞ。

妊娠

上でも述べた「大きくなった子宮が膀胱を圧迫する」他に、妊娠すると体の血流量が増え、腎臓の働きが活発化することで尿の量が増えた場合にも、頻尿となりやすくなります。●「女性特有の頻尿について」●をあわせてご覧ください。

④尿を一回で出し切ることができない

尿をうまく出せないことも、頻尿の原因となります。以下のような理由で、排尿困難をきたします。

前立腺肥大症、前立腺がんなど

前立腺の病気で前立腺が腫れて、膀胱や尿道を圧迫すると、尿を出しづらくなります。膀胱内に尿が残るため、その後何度もトイレに通うようになります。●「男性特有の頻尿について」●をあわせてご覧ください。

脳梗塞、脳脊髄腫瘍など

脳梗塞、脳脊髄腫瘍などの病気によって、脳や脊髄の神経がダメージを受けると、排尿に関わる機能が健康なときのように働かなくなってしまいます。尿が途中で止まったり、力まないと出なかったりするため、膀胱にたまっている尿を出し切ることが難しくなります。尿が全く出なくなってしまうこともあります。

糖尿病

糖尿病が進行した場合には、排尿をコントロールしている末梢神経がダメージを受けて、膀胱などの筋肉の働きに障害が出ます。尿意を感じづらくなったり、トイレに行っても思うように出ず、膀胱内に尿がたくさん残ってしまって、頻尿となりやすくなります。

手術、放射線治療

手術や放射線治療によって、排尿困難をきたす可能性もあります。
例えば、直腸がんや子宮がんの手術では、手術によって、尿をためたり出したりする機能に関わる神経が傷付けられることがあるため、術後に尿意を感じにくくなったり、出しづらくなったりします。
また前立腺がんに対して、放射線を発生させる小さなカプセルを前立腺に埋め込む治療では、一時的に前立腺がむくんだり、尿道に炎症を起こすことで、尿が出にくくなりります。

⑤精神的な要因やストレスが原因となっている

ここまでは主に、身体の病気などが関係する頻尿を取り上げてきましたが、それ以外にも、精神的なものが原因となって起こる頻尿もあります。「神経性(心因性)頻尿」と呼ばれるものであり、「心理的な要素」が大きく関わっています。これについては、●「神経性(心因性)頻尿について」●をどうぞ。

まとめ

頻尿には様々な原因があることがわかりました。 男性と女性でもその原因は異なりますので、まずは自分の頻尿の原因を病院で調べてもらうのがよいでしょう。

しかし、すでに原因はわかっているのだけれども、病院に行って薬をもらう時間がない、病院に行くのは面倒だし恥ずかしい、薬代以外の診察費を払いたくない、など様々な理由でまだ治療に及んでいない方も多いのではないでしょうか。

例えば、男性で前立腺肥大症による頻尿を経験している方は多くいますが、実際に薬を飲んできちんと治療をしている方は少ないようです。

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