男性特有の頻尿について

男性と女性では、頻尿になる原因が違うことがあります。今回は「男性特有の頻尿について」を取り上げましょう。女性の場合は、●「女性特有の頻尿について」●をどうぞ。

原因とは?

男女ともに様々な原因で頻尿を引き起こしますが、男性ならではの原因を考えると、以下のような病気が挙げられます。

前立腺肥大症

「男性特有の頻尿」といったときによく取り上げられるのが、「前立腺肥大症」でしょう。
前立腺肥大症とは、男性しか持っていない「前立腺」が大きく腫れることで起こる病気です。この病気にかかると、腫れた前立腺尿道を押してしまい、尿道が狭くなります。そのため、1回で出せる尿の量が減って、結果的に何度もトイレに行かなければならなくなってしまいます。また、1回のトイレにかける時間が長くなったり、漏れやすくなるといったデメリットもあります。残尿感が加わることもあるので、なかなか大変な病気です。
そして、しばしば「過活動膀胱」を伴います。「過活動膀胱によってトイレに行くことを急かされ、かつ前立腺肥大症によってトイレに行っても出せる量が減ってしまう」というような状況に陥ってしまうので、早急な治療が求められます。

前立腺炎、尿道炎

前立腺炎」は、尿道から入り込んだ細菌によって起こります。これも頻尿をもたらす危険性が高いものなのですが、それ以外にも、「尿がなかなか出ない」「尿がもれてくる」などの症状も起きます。
その他、男性に多い頻尿の原因として挙げられるものの一つに、「尿道炎」があります。これは、尿道の中で細菌がトラブルを引き起こして起きるものです。女性にも起こることはありますが、その発生リスクは男性の方が高いと言えます。性交渉によって感染することが多い病気です。

どんな治療をするの?

男性特有の頻尿を引き起こす原因の中でも、前立腺肥大症は60代で半数以上の男性がかかっているとも言われています。ここでは主に、前立腺肥大症の治療方法について見ていきましょう。

まず、前立腺肥大症を治療するためにもっとも適している泌尿器科を受診してください。前立腺肥大症の場合、「尿」「下半身」に違和感が出るため、すぐに「泌尿器に関する病気だ」と気づきやすいので、最初から泌尿器科での受診を考えた方が手っ取り早いでしょう。この頻尿を根本的に解決するためには、病気そのものの治療が非常に重要です。

前立腺肥大症の治療は、大きく分けて2つの方法があります。「薬による治療」と「手術」です。

薬については、「α1受容体遮断薬」と呼ばれるものがあります。交感神経に働きかける薬で、神経の緊張をほぐす役割があります。緊張がほぐれると、前立腺尿道の圧迫に使っていた力を弱めるようになります。この結果として、頻尿が改善されるのです。飲み始めて1週間程度で効果が現れると言われています。

「PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬」もまた、症状の改善を期待できる薬です。前立腺の筋肉を緩める作用で、排尿困難を緩和します。

それ以外にも、前立腺肥大を小さくするための薬である「5α還元酵素阻害薬」、男性ホルモンが前立腺に働きかけることを抑制する「抗アンドロゲン薬(抗男性ホルモン薬)」などが処方されることがあります。

これらの薬でもスムーズな効果が得られなかった場合は、手術による治療に切り替えられます。

自分でできる対策は?

前立腺肥大症の対策としては、少し遠回りに思えるかもしれませんが、適度な運動やお酒をほどほどにするといった日常生活の見直しによっても少しずつ改善していくと考えられています。尿を我慢しないようにすることも大切です。
また、ヨーロッパで前立腺肥大に効果があるとささやかれている「ノコギリヤシ」が使われたサプリメントを補助的に取り入れるのもよいかもしれません。
前立腺肥大症が軽快すれば、それに伴って頻尿も緩和されます。

まとめ

60代の男性の半数以上がかかっていると言われる前立腺肥大症ですが、まずは手術よりも薬による治療が行われます。

前立腺肥大症の治療薬は、通常は医師に処方箋を書いてもらって初めて入手できますが、通販でも購入できます。 以下の記事で、前立腺肥大症の治療薬を通販でかんたんに購入する方法をご紹介します。

前立腺肥大症による頻尿の治療薬を通版でかんたんに購入する方法

 
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