自分でできる頻尿対策

自分でできる頻尿対策には、どのようなものがあるのでしょうか。
これから紹介する方法は、主に過活動膀胱、夜間頻尿、心因性頻尿などが対象となります。
他の病気のせいで頻尿を起こしている場合は、病気そのものの対策をする必要があるので、必ず医師に相談して下さい。

サプリメント

頻尿に対してアプローチするものとして、ノコギリヤシ、ペポカボチャ、イソサミジンなどのサプリメントが出ています。
しかし注意してほしいのは、サプリメントはあくまで「薬の補完」であり、「薬の代用品」ではない、ということです。治療を必要とする頻尿に対して、薬を飲まないでサプリメントだけをとるのでは本末転倒です。薬ではアプローチしにくい部分などをカバーするために、サプリメントを飲むのはよいかもしれません。事前にかかりつけの医師に相談して、サプリメントを飲んでもいいかを確認するようにしましょう。

ツボ

頻尿には、ツボの刺激も効果的だと言われています。

腰のツボ

腰のツボ
参考サイト:膀胱炎の頻尿・下腹部の痛みには、このツボ! – 赤岩治療院【女性専用鍼灸室】

「腎兪(じんゆ)」は、ウェストの一番細い部分(背中側の一番下の肋骨辺り)の高さに位置し、背骨から左右にそれぞれ指2本分外側に一ヶ所ずつあるツボです。
両手をウェストに当てて、親指で指圧します。カイロを貼るなどして温めるのも効果的です。

お腹のツボ

お腹のツボ
参考サイト:膀胱炎の頻尿・下腹部の痛みには、このツボ! – 赤岩治療院【女性専用鍼灸室】

「中極(ちゅうぎょく)」と呼ばれるツボで、おへそから4寸(約12cm)ほど下のところにあります。仰向けに寝た状態で、少し凹む程度の力で指圧します。こちらも温めても効果があります。

足のツボ

湧泉(ゆうせん)
参考サイト:冷え性に効くツボ(つぼ症状編)

「湧泉(ゆうせん)」は、足裏の中心より少し上(指側)にあり、足の指を曲げると一番くぼんだ位置にあるツボです。指圧の他、ゴルフボールなどを使って刺激してもよいでしょう。

至陰(しいん)
参考サイト:冷え症のツボ | sakoの考え接骨院

「至陰(しいん)」は、足の小指にあるツボです。爪の生え際の外側にあります。手の爪を使って、気持ちよい程度に刺激して下さい。

承山(しょうざん)
参考サイト:むくみ効果のツボ・承山 – 広島のヒーリングサロン碧の泉&ヒーリングスクール・ヒーリングラーン

承山(しょうざん)
参考サイト:冷えのツボ<三陰交> │ 健康アドバイス │ どうき・息切れ・気つけに – 救心製薬株式会社

承山(しょうざん)」は、ふくらはぎの縦の中心線上で、アキレス腱から筋肉の変わり目辺りにあるツボです。また「三陰交(さんいんこう)」は、足の内くるぶしから、指4本分上にあります。床に座った状態で、片足ずつ、両手の親指を重ねて指圧します。

手のツボ

小沢(しょうたく)
参考サイト:頻尿 – ツボ健康療法講座!

「小沢(しょうたく)」は、小指の爪の生え際の外側にあるツボです。もう片方の手の爪を使って、優しく刺激します。

腎穴(じんけつ)
参考サイト:頻尿 – ツボ健康療法講座!

腎穴(じんけつ)」も同様に小指にあるツボで、小指内側の第一関節の中央部分に位置します。「夜尿点(やにょうてん)」とも呼ばれ、子どものおねしょを改善する効果もあります。

耳のツボ

耳のツボ耳のツボ
参考サイト:神経性頻尿の耳たぶあんま 横浜市戸塚鍼灸院

耳たぶ全体を、気持ちのよい程度の強さでもみほぐします。
また耳の穴の上部には、膀胱、輸尿管、腎に働きかけることのできるツボがあります。両耳のその部分にそれぞれ、手の親指の腹を引っ掛けてつまみ、内側と外側に向けて円を描くように、心地よいくらいの強さでマッサージするとよいと言われています。

運動・トレーニング

運動は頻尿を改善するために有効な手段となります。
特に有名なのは、「骨盤底筋体操」と呼ばれるものでしょう。これは、排尿に関わる部分である骨盤底筋に働きかけるものであり、とても有用です。

そのやり方は以下のようなものです。
行う姿勢は、仰向けに横になる、椅子に座る、立って行う、四つん這いになる、などがあります。

  1. 尿やおならを止めるときの感覚で、肛門、膣、尿道をギュッと締める。このとき、ほかの部分には力を入れないようにする。
  2. 締めた筋肉を、さらに引き上げるようにして5秒キープし、その後フワッと緩める。呼吸を止めないようにして行う。
  3. この動作を、1度に10回、1日に3~5セット行う。

一つひとつの作業はそれほど難しいものではありません。繰り返すことで、頻尿だけでなく、尿漏れも改善できるようになると言われています。

食べ物、飲み物

マグネシウムは、筋肉の動きを正常にしたり、コントロールしたりする役目を持ちます。もちろん、排尿に関わる尿道付近の筋肉もマグネシウムの影響を受けるので、これを摂取することで頻尿の改善に役立ちます。マグネシウムは、大豆製品(豆味噌、納豆、油揚げなど)、魚介類(なまこ、しらす、いわし、いくら、貝など)、海藻(のり、あおさ、わかめ、ひじき、こんぶなど)などの食品に多く含まれています。

飲み物については、利尿作用の低い飲み物を選ぶことが重要です。はとむぎ茶やよもぎ茶、コーヒー、アルコールなどは利尿作用が高いので、頻尿を改善したい場合には避けるようにしましょう。

膀胱訓練

特別な病気がないときにおすすめなのが「膀胱訓練」で、病院で指導されることもあります。
これは、多少トイレに行きたくなっても少し我慢をして、膀胱に溜める尿の量を少しずつ増やし、トイレに行く回数を減らしていくという訓練です。
ただし、無理しておこなって漏らしてしまうと、更に頻尿が増す恐れがあるので、いつでもトイレに行けるような自宅だけで訓練するとよいでしょう。
上で挙げた「骨盤底筋体操(ストレッチ)」を並行してやっていくことにより、相乗効果が見込めると言われています。どちらもお金を掛けずにできますから、ぜひチャレンジしてみてください。

排尿日誌

「いつ、どれくらいトイレに行ったか。我慢できずに漏らすことはあったか」などを記録していくものです。過活動膀胱や子どもの神経性(心因性)頻尿などに有効であると言われています。記録をすることで、病院などにかかったときに説明をしやすくできると言うメリットがあります。

予防

「そもそも頻尿にならないためにはどうするべきか」ということも考えていきましょう。

頻尿は糖尿病などによって起こりやすくなるため、飲みすぎ食べすぎを慎むなどして、生活習慣を見直し、危険リスクを下げましょう。しっかりと睡眠時間を確保したり、適度な運動をすることも大切です。骨盤底筋は、上で挙げた体操などをおこなってしっかり鍛えておきましょう。

カフェインや塩分は、頻尿を誘発します。「絶対にとってはいけない」というものではありませんが、適量を守りましょう。塩分を控えることは、高血圧の予防にもつながります。

「冷えるとトイレに行きたくなる」というのは、健康な人でも見られる症状です。温かい飲み物を飲んだり、湯船につかるなどして体を冷えから守ることも、頻尿を予防する大切な行動のうちの一つだと言えます。

まとめ

上述のように自分でできる頻尿対策はたくさんありますが、病気が原因で引き起こされている頻尿には、病気そのものに対する治療が必要となります。

例えば、60代の男性の半数以上が前立腺肥大症にかかっていると言われていますが、それが原因で頻尿になっている場合は、前立腺肥大症の治療薬を飲む必要があります。

前立腺肥大症の治療薬は、通常は病院で医師の処方箋をもらって初めて入手できますが、通販でも入手可能となっています。以下の記事で、前立腺肥大症による頻尿の治療薬を通版でかんたんに購入する方法をご紹介します。

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