自律神経調整薬

自律神経には交感神経副交感神経があります。

自律神経調整薬とは、この2つの自律神経である交感神経副交感神経のバランスを整える薬のことを言います。

自律神経のバランスが崩れていると体のだるさや下痢、頭痛などの症状が現れます。

自律神経は脳の視床下部によってコントロールされています。

自律神経調整薬は、その脳の視床下部に働きかけることにより、自律神経のバランスを整えて、体のだるさなどの諸症状を緩和するために使用されます。

自律神経調整薬の主なものとしては、グランダキシン(トフィソパム)、ハイゼット(γ-オリザノール)、ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)などが挙げられます。

自律神経調整薬は即効性はない分、副作用も比較的少ないとされています。

自律神経調整薬と頻尿

このような自律神経調整薬が頻尿の治療に使用される場合もあります。

頻尿とは、正常な場合は1日の排尿回数が6~7回であるところ、それ以上に排尿回数が増加した状態のことをいいます。

頻尿は、前立腺肥大や子宮筋腫などの身体面の不調に起因するものと、ストレスや精神的な疲弊、トラウマなどの精神面での不調に起因するものの2種類があります。

そして、頻尿が精神面の不調に起因するものと診断される場合に、自律神経の働きを整えることにより、尿意をコントロールし、頻尿を緩和させることを期待して、自律神経調整薬が用いられることがあるのです。

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