オムツトレーニングとは、乳児が自分でおしっこ、便などの排泄行為を自発的に行い、オムツを卒業するためのトレーニングのことです。
別名、トイレトレーニングとも呼ばれています。
オムツトレーニングの効果が出る時期は、乳児が2歳半〜3歳までの年齢層です。
オムツトレーニングを開始するタイミングを正しく見極めるには、子供の3つの発育状況を見なければなりません。
その3つとは、自分で立って歩くことができる、おしっこの間隔が数時間ある、言葉を覚えて自分の気持ちを伝えることができる、というものです。
この3つが揃い、おしっこはトイレ(おまる)でするもの、ということをしっかりと教えられれば、オムツトレーニングはスムーズに行えます。
オムツトレーニングと頻尿
オムツトレーニングで注意することは、子供がおしっこをする頻度が高い、つまり頻尿のタイプであるかということです。
人間には当然個人差があるので、おしっこをためる機能が他の子供に比べて未発達の子供もいます。
そのような子供は、頻尿のためにオムツトレーニングをしている最中に、おもらしを多発することになります。
しかし、頻尿は逆の発想をすれば「おしっこはトイレでする」と教えるチャンスが増える、ということです。
子供のおしっこをする間隔を計算して、おしっこをする気配がなくてもおまるに座らせると、子供は自然におしっこをすることがあります。
それを繰り返すことによって、子供は「おしっこはトイレで」ということを学習します。
小さい子供は30分毎に尿意を感じることもあり、頻尿ではないかと心配するお母様も多いですが、成長に伴い、徐々に排尿間隔は数時間に伸びていくものなので、まず心配はありません。